名もない為替ブログ

為替と映画と音楽と ~ My Favorite Things ほとんど独り言です。f(^_^)

11月13日


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私の人生

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ブログのカテゴリーは為替がメインですか

こんな個人的なことを書く必要も意味も

ったくないんですが・・。


自分の人生を振り返ってみると、私は運命

の出会いというものはまだ経験しはいな

いのかもしれません。


結婚もしてないし、あまり縁もなかったの

で・・・。(T_T)


まあ、でもそんなことは大して重要なこと

かどうか人によって意見が分かれるとこ

ろでしょう。私自身結婚に対して特別に強

い願望もなかったですから・・。


それよりも、人が人として生きる上では結

自体はさほど重要ではないでしょう。

寂しさに耐えられないなら別ですが・・。


個人的なことをお話すると、私の姉は現在

寝たきりで、いわゆる老人病院に10年

ほどいます。


子供の頃から下肢、足に障害があったのと、

まあ今で言うなら学習障害、昔なら知恵遅

といったことがあって、年を取ってから

考えると、姉はたくさん悲しい思いばかり

して来たのだなと、何も、何の力にもなれ

なかったと涙が出てきます。


翻って、自分は何の為に生まれて来たのか

考えます。若い頃は気がつけなかったの

ですが、50を過ぎてからようやく、私は

姉を独りぼっちにしない為に生まれて来た

んだと気がつきました。


結婚だとか、社会で成功するだとか、そん

ことはどうでもいいんです。お金が沢山

あるだとかないとかもどうでもいいことで

す。


姉のそばにいることが、姉と一緒にずっと

ることが私が生まれて来た意味なんだと。


姉を独りぼっちにしないことが何よりも大

なことでした。


まだ、姉は病院にいるけれども、私は先に

死ねません。


大阪の高槻に樹木葬のお墓を買って、いず

姉と私、同じスペースに入ることにして

います。


人は千差万別に違った条件の基に生まれて

ます。国も性別も、容姿や身体的、健康

上の条件も、また親ガチャと言われるよう

に親の人間的資質や経済的な条件も何一つ

自分で選べるものはありません。


沢山の幸運に恵まれれば、一見すると幸運

人生を歩めるのかもしれません。


がしかし、人生はそれほど単純ではありま

ん。今回のドル円の思わぬ急落のように

人生には不確実な出来事で人生が一変する

場合も起こります。


世の中を見ていると、つくづく世の無常と

うものを感じます。


虐待で亡くなってしまう子供も、愛情深い

の元に生まれていれば幸せな人生が送れ

たであろうにと・・。


身近なところでは、愛知県が発祥のカレー

ウスCoCo壱番屋の創業者で宗次德二とい

う方がいらっしゃるのですが、名古屋の

も時折お見掛けしますし、私もタクシー

という仕事上お世話になったこともあり、

ほんの少し言葉を交わしたこともあります。


ウィキペディアでお調べになると分かりま

が、あの方は養護施設出身で本当の親の

存在も定かではありません。


しかし、勤勉さでご自分の人生を切り開い

人生の成功者になりました。


世間の誰もが名前を知っている成功者とな

ても、ふだんはご自分が建てたコンサー

ールや近くの市道の植え込みの花壇を

長靴姿で手入れされています。


何が言いたいのかというと、人間は与えら

る条件はほんとに千差万別であるという

こと。そして、例えその条件が天地ほどの

差異があろうとも、その条件の中でどう生

きるのかで人生は変わって来るということ

です。


ネルソン・マンデラのように27年間獄中

いても南アフリカの大統領になる人もい

れば、アメージンググレースの作詞者と言

われるジョン・ニュートンは奴隷船の船長

をしていましたが悔い改めてキリストの僕

(しもべ)となり牧師になっています。


イギリスの田舎の冴えない独身のおばさん

あったスーザン・ボイルはその美しい歌

声で今は世界的に有名な歌手となりました。


フィクションですがレ・ミゼラブルの主人

ジャン・ヴァルジャンのような人生も

あるかもしれません。


先日、このブログでご紹介したウガンダの

マサカ・キッズのように戦乱や飢餓で親を

亡くしてしまった子供が何百万人といる一

方で、日本の街中でフェラーリを乗り回し

ている若者もいます。


日本でも終戦直後には浮浪児と呼ばれるス

ートチルドレンが溢れていた時代もあ

りまた。東京大空襲で親も兄弟も亡くし

た子供たちです。それらの子供にそんな目

に合わなければいけない理由が一体どこに

あったのでしょうか?


私のタクシーという仕事は皆さんが気がつ

ないような人たちに出会います。


とてもパパ活などするようには見えない女

大生風の20代の女の子。あるいはお金

がありそうな家庭の主婦より礼儀正しい話

し方からとてもソープランドで働いている

は想像出来ない女性もいます。どんな事

があって彼女たちはそうしているのかと

社会の現実を垣間見る仕事です。


本当にこの世の中は混沌としています。


社会の現実をつぶさに見ていると、人に与

られる条件は様々で、自分に与えられる

条件を選べる人などいません。何一つ選べ

ないということに他なりません。


人間はただ、与えられた条件の中で生きる

りない非力な存在です。


昔はレ・ミゼラブルの小説は “  ああ、無情  ”

と訳されていました。


人生は  “  無情  ”  です。


そして、また  “  無常  ”  です。



人間、時には自分が生まれた意味を考えて

るのもいいのかもしれません。


出会い、というタイトルで話を書こうと思

ていましたが、話が逸れました。

こんな話は今日だけにしておきます。

m(__)m


暗くてごめんなさいねぇ・・・。

ネクラなんですぅ~。(笑




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今日のおまけ


《 今日のアトランダム 》


マル・ウォルドロン 

レフト・アローン
Left Alone


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≪ 今日、出掛ける映画 ≫


土を喰らう十二ヵ月  

1時間 51分
映画『土を喰らう十二ヵ月』本予告




🚖明日は終日勤務です。

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