名もない為替ブログ

為替と映画と音楽と ~ My Favorite Things ほとんど独り言です。f(^_^)

1月22日



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「安全は全てにおいて優先される」?

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今日はタイトルを 「慎重さと大胆さ」 と

いうタイトルにしようと思いましたが、上

のように変えました。


私の仕事の車のメーターのところには上の


「安全は全てにおいて優先される」


という言葉をパウチしたものが貼ってあり

ます。社内の車輛でその言葉が貼ってある

のは私の車だけです。(笑


一般的には建設業界や製造業、プラントの

ある現場などの安全標語として用いられて

います。


早い話、私がそれをパクって自分だけで使

っています。(笑   会社の安全管理を担当す

る部署の歴代の責任者たちは意識が低いの

で、そういう標語が他の業界で一般的に用

いられていることさえも知りません。


ある時、私がネットで見つけたヒヤリハッ

ト、事故やヒューマンエラーを防止、なく

すための概念として用いられている統計

「ハインリッヒの法則」

というものがありますが、それさえも私が

組合の幹部に教えてからやっと使われるよ

うになりました。自分の働く会社ながらな

んともお粗末な話です。


翻って、FXに於いても

「安全は全てにおいて優先される」

ということは大事なことではあると思いま

す。


建て玉する際のレバレッジ、意図する方向

とは反対に動いた場合の損切りやストップ

オーダーの設定、資金全体の管理と資産

健全に運用する為には、いかに資産の保

というものを第一に考えるのか?資産を

用する上でいかに安全性を担保するのかが

要かを考える必要があります。


なんですが、今の私はそういう概念からは

かなり逸脱しています。


確かに安定的な運用というものを考えた場

合はレバレッジを抑える、ストップを置く

ということは必要なのかもしれません。


ただ、はっきり申し上げると私の場合は普

段トレードする際は99%ストップは置き

ません。基本的にFX自体は強制ロスカッ

トなるものがありますから、必要証拠金を

下回った場合はその時点でポジションは精

算、解消されますから、言うなればそれを

ストップとしています。


なので大きく引かされた場合は損失はかな

り大きくなります。それは充分に承知した

上でやっています。


勿論、相場の状況によっては大暴落、大暴

騰することもあるかもしれません。がしか

し、通常の相場ではそうそうあることでは

ないですし、ドル円が一日で7円落ちるこ

とも先月あったばかりですが、自分自身の

危機意識がアンテナとなって7円落ちるま

でに必要とあれば損切りしますし、チャー

トの上でも時間枠ごとに撤収すべきライン

は明確になっていますからいつでも撤退の

決断は出来ます。


しかしながら、確かにこういう考え方は正

しくはないのかもしれませんが、相場は往

々にして戻って来ることもしばしばです。


なので、基本的にある一定程度の証拠金を

保てていれば良しとしています。


エントリー自体が100%正しいというこ

とはなかなかありません。ですが間違って

しまった場合でも戻って来ることも多々あ

ります。その都度損切りばかりしていたら

資金は減るばかりです。


慎重さは大事でしょうが、過度に慎重であ

ることはかえってマイナスではなかろうか

と考えます。


勿論、FX自体は資産運用なわけですから

一か八かの博打にしてしまうわけにはいき

ません。ですがつまるところ上がるか下が

るかフィフティ、フィフティであることに

変わりはありませんから確率的に高いと考

えられる選択をするということです。


現在のトレンド、チャート上での展開を確

かめた上で売買の判断を行います。


先日の日銀金融政策決定会合の際の値動き

では、ドル円、ユーロ円は4円強、ポンド

円に至っては急騰前の安値からほぼ6円の

戻しを演じています。週末にも決定会合の

際の高値までには至らないまでも戻してい

ます。


あいにく繋ぎを入れていなかったので、戻

しによる利益損失を防ぐことが出来ていな

いので純減、減損となってしまっています

が、これだけの動きであっても耐えられる

範囲での建て玉に留めています。


おそらく大半の方は価格の変動についての

見方、価格の変動の仕方について何か考え

方を持っているという方はおられないでし

ょう。


私の場合は自分で考えた価格変動のロジッ

クがありますから、価格がどこまで変動し

たのかがチャート上で掴み易いという利点

があります。


その際には節目となるラインに届くのか届

ないのかが明解に分かるので判断がしや

すいということになります。


不利な展開になった場合でも、もうこれ以

上は上げようがないと判断が出来れば、不

利な建て玉に対して有利な展開に持ってい

けるように思い切ってナンピンが入れられ

ます。


勿論、あまりこういう方法はお薦め出来る

ものではないかもしれません。言うなれば

マーチンゲール法に似たやり方ということ

になるかもしれません。


📍23:55

今だから話せますが、為替介入で利益を上

げた際はマーチンゲール法に準じたやり方

をしています。

500万の資金をフルに活用して、始めの

玉から100ポイントごとに倍のロットで

売り上がって3円ぐらいまでナンピンを重

ねて平均値を上げて介入を待って利益とし

ています。


ただ、それもすべて上手くいくとは限らな

いので資金の余裕度との兼ね合いがありま

す。


価格自体は日々の動きに於いては通常は

ずとトレンドに沿ったものになりますし

中心的な動き(位相)から極端にかけ放

たものにはなりません。


それを踏まえた上でトレードとするという

ことになります。


すべてを失うことはないということが分か

っていれば、振り子が戻りのピークに達し

た際に大胆に行動することもあってもいい

のかもしれません。


まあ、これはあくまでも私個人の考えです

が、徹底的な資金管理を必要とするという

のは、価格の変動について何の知見もない

場合に於いてということではないかなと考

えます。


私の場合は自分なりの価格変動のロジック

という基準がありますから、その基準を優

先することで成り立つと言えるのかもし

ません。


為替のトレードに於いても、あるいは人生

に於いても時には大胆に、果敢に討って出

るということも必要かもしれません。



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今日のおまけ

今日の音楽


≪ 名曲を極めるのコーナー ≫


「煙が目にしみる」

(Smoke Gets In Your Eyes) 


エディ・ヒギンス&スコット・ハミルトン
煙が目にしみる feat.Scott Hamilton


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≪ 今日の映画 ≫


今日は3月に映画    生きる LIVING

が公開されるので 元の黒沢明の名作とさ

れる「 生きる 」のDVDを借りて観ます。


生きる

1952年 ‧ ドラマ ‧ 2時間 23分


「生きる」IKIRU/志村喬(Takashi Shimura)

監督:黒澤明(Akira Kurosawa)




🚖明日は終日勤務です。

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