名もない為替ブログ

為替と映画と音楽と ~ My Favorite Things ほとんど独り言です。f(^_^)

Nobody Knows

先月、観に出かけた新作映画は自己最高

月間13本を記録しましたが、今月

その半分の予定ということで、映画を

に行かない日が増えてしまったので何か

もの足りなくて、先日は手元にある

観ていないDVDを観ました。


今日の映画は、このブログを見ていらっ

しゃる方の中ではおそらく誰も知らない

映画ではなかろうかと思います。


一言で言うと、究極の映画です。。


今、メディアやネットが発達したことで

遠い異国の地て起きている戦争も、私た

ちのすぐ身近なものになってしまってい

ます


それだけではなく、もしかしたら大国のロ

シアは日本の三分の一の人口の小国に対し

て核を用いるかもしれない、武器供与を続

けるNATO加盟国や米国を敵対国と見な

して武力衝突も辞さない構えです。


核にしろ、偶発的な事態から衝撃的な展開

が起こる可能性もゼロとは言えなくなって

います。


核については「 狂人理論 」というものが

あるそうで、詳細についてはウィキペディ

アを参照して頂くとして、現在のプーチン

についてもくだりがあります。


今日、ご紹介する映画はその偶発的な事態

から2大国の報復攻撃による世界大戦、世

界の滅亡に至るかもしれないという非常に

シリアスな映画です。SFとかでもなく、

キューバ危機のように本当にあり得たかも

しれない筋立てになっています。


実に58年前の作品ですが、そんな古さな

ど全く問題にならないリアリティーがあり

ます。


『未知への飛行』


(みちへのひこう、原題:Fail Safe)


1964年制作

アメリカ合衆国の映画。

戦争/スリラー ‧ 1時間 52分


監督/シドニー・ルメット

主演/ヘンリー・フォンダ



監督はシドニー・ルメット。最も有名な

作品は「12人の怒れる男 12 Angry Men 」

主演も同じヘンリー・フォンダ


あらすじ


アメリカ軍のコンピュータの誤作動によっ

て、誤ってソ連に対する核攻撃指令が発せ

られます。指令を受けた爆撃機は直ちにモ

スクワへ向けて飛行しますが、指令撤回が

可能な制限地点(フェイル・セイフ)を

えてしまい、直後にその指令が誤りだった

ことから帰還命令を出すも、命令が最高の

トップシークレットであるが故に大統領の

肉声の命令ですら打ち消せないという手順

に則って水爆を落とすべくモスクワに向か

うことになります。


世界の危機が訪れた時に、キューバ危機の

ケネディと同じくヘンリー・フォンダが演

じるアメリカ大統領が下す決断はいかに、

というあらすじですが。


社会派シドニー・ルメット監督が世界壊滅

の危機を描いたポリティカル・サスペンス

という、「12人の怒れる男 」同様、会話

劇が主体になっていますが「12人の怒れ

る男 」に劣らない名作です。


ただ、この映画自体はやはり古いのでアマ

ゾンなどでも中古のDVDでしか手に入り

ません。がしかし、リメイクとして、 


2000年  テレビ映画

『FAIL SAFE 未知への飛行』

としてジョージ・クルーニーが製作総指揮

の作品もあります。


顔ぶれも

ジョージ・クルーニー

リチャード・ドレイファス

ハーヴェイ・カイテル

と一流どころです。


二作品ともヤフオクなどで手に入れました

が、もしかしたら、ネットフリックスほか

ビデオチャンネルなどでも観ることが出来

るかもしれません。


📍

ネットフリックスに作品登録がありました

30日間の無料登録で見られるようです。


📍アマゾンプライムビデオ 可能  ¥299


二作品とも脚本は同じなのですが、ヘンリ

ー・フォンダの大統領のほうが見ごたえが

あります。


もし、この二作品ともネットフリックス等

で観ることが出来ないということでしたら

「12人の怒れる男 12 Angry Men 」

だけでも、是非ご覧になって見て下さい。


「法廷もの」に分類されるサスペンスドラ

マ、密室劇の金字塔として高く評価されて

います。



十二人の怒れる男 12 Angry Men 1957


こちらも名作中の名作ですから、ほかにも

リメイク作品が二つあります。


元の作品の主演はヘンリー・フォンダ


二作品目の主演はジャック・レモン

                     他にジョージ・C・スコット


三作品目は意外にもロシア作品で

監督、ニキータ・ミハルコフ

設定、脚本は少し違いますが、なんら元の

作品に劣らない出来になっています。



映画 12人の怒れる男 予告編 (2007年リメイク版)


三作品とも手元にDVDのコレクションを

しています。


おそらく、オリジナル作品とロシア版は

ネットフリックス等で観ることが出来ると

思うのでご覧下さい。


今日は映画のいろんなバージョンをご紹介

しました。かなり私の映画オタクぶりが

おわかりになったことでしょう。(笑


それでは最後に、『未知への飛行』という

映画は “ 誰も知らない ” でしょう。と今日

のブログのタイトルに引っかけて



▼今日のおまけ


エリック・クラプトン

ノーバディ・ノウズ

 
Eric Clapton[70] 10. Nobody Knows You When You're Down and Out 


 Nobody knows you when you're down and out

 落ちぶれたら誰も知らん顔 


まあ、私が為替で失敗して退場になっても

誰も知らん顔、と二重に引っかけています。(笑)


📍さらにおまけのおまけ

私の姉がクリスチャンだったのでこういう

のも知っています。


19世紀から歌われている黒人霊歌

ゴスペルでは定番


誰も知らない私の悩み 

Nobody Knows the Trouble I've Seen 

ナット・キング・コール
Nobody Knows the Trouble I've Seen



それでは

今日の一日が良い一日でありますように。

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