名もない為替ブログ

為替と映画と音楽と ~ My Favorite Things ほとんど独り言です。f(^_^)

9月7日



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必ず天井と底はやって来る。

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お昼過ぎ、12時41分時点でドル円は14

4円07銭を付けています。

つい数日前までは140円に満たないもの

だったものが一気に4円もの値上がりです。

ユーロドルにしても0.99000を割り込

んで来ています。


今月のFOMCで0.75%の利上げが濃厚

との見方が優勢となっている結果としての

現在の相場です。


株価に於いても、半年先を先取りしている

とも言われますが、為替はどれぐらい先を

見て価格が決まっているのでしょうか?


過去の月足などを見ても、どの通貨ペアで

あれ歴史的な高値、あるいは安値の領域に

来ているのは間違いありません。


ここで、ドル円を例に挙げて考えてみます。

これから付けようとするドル高値、円安値

先の1998年7月の高値、147円6

8銭を上回るのか否か、それは誰にも分か

りません。


仮に高値が147円68銭になるとしまし

ょう。147円68銭が最高値となるのは

一瞬です。それだけでなく147円台をそ

の日一日維持出来るかも分かりません。


また、過去の最高値に迫ったということで

口先介入が入って高値から急落して値を消

すかもしれません。ただ、実際に実弾が入

って正真正銘の介入となるのは値幅と加熱

感というものがないと起きないとは思いま

すが。


どちらにせよ、ここからの相場は高値を期

待したい気持ちとは裏腹に相場はとても荒

っぽいものになっていくでしょう。


もともと買い持ちがあれば売り場探し、

ければここから上は余程慎重に行かない

怪我をするゾーンになるでしょう。


スキャルピングの上手い方ならば妙味はあ

るでしょうが、それもかなりリスキーでは

あるのでしょう。


ここ数日で4円上がりました。そのまま最

高値トライとは行かないまでも、間を置い

てまた数日4円上げていくような展開も

あるかもしれません。


がしかし、現在のドル買い相場は四半世紀

ぶりの高値を狙おうかという局面です。


ヒマラヤで8000m以上は無酸素では

スゾーンと言われますが、言うなればこ

から上は為替のデスゾーンみたいなもの

す。生きて帰れるかどうか分からない、振

とされても知りませんよ、と。


1998年の先の高値近辺までは大丈夫か

もしれませんが、当然それ以上の価格では

一層介入の現実味が増します。


ここからは売り場探しであって、間違って

も新規で買いで入っていくところではない

でしょう。いつでも抜けられる心づもりが

必要ですし、腹をくくっていないとやけ

します。


過去、為替介入が起きた時にFXはやって

はいませんでしたが、株をやっていた時代

には為替介入を経験しています。


本当に実弾が入った時は強烈です。それま

での市場心理をひっくり返そうと、買い方

を叩きのめそうとして来ます。


少し大げさに書いたかもしれません。

くれぐれも餌食にならないよう気をつけて

下さい。


参考


米ドル売り・円買い介入の具体的シナリオ

吉田恒の為替デイリー

2022/04/19

https://media.monex.co.jp/articles/-/19262



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