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今日の映画
今日と今週中、観に出かける予定の映画
今日はジャネット
明日はジャンヌ
ジャンヌ・ダルクの少年期と異端審問に
より１９歳で火刑に処せられるまでの話
を二部作で公開
ジャネット ・ジャンヌ
ヴォイジャー
ベルファスト
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★人が何かと出逢うということ
私は無類の映画好きです。以前は其れほど
でもなかったですが、６０歳を過ぎて映画
館の入場料金がシニア料金で安くなったこ
とで拍車がかかりました。
だいたい、１０００円～１２００円。
それはそれとして、以前は一般的な娯楽映
画、流行りの映画、話題となった映画がも
っぱらでしたが、今は安く観られるお陰で
あまり一般的には知られていないような映
画にも足を運びます。
大半の流行りの映画、話題の映画というも
のはまったくのフィクションであることが
多いですが、実話がベースとなっている作
品も数多くあります。
私はそういった実話がベースとなった作品
やドキュメンタリーにより関心が向きます。
今日の映画の主人公、ジャンヌ・ダルクも
実際に存在した人物であるわけで、どんな
生き方をしたのかと興味が湧きます。
最近、私がこのブログの中で観に出掛けた
映画として紹介した作品を下に挙げます。
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ドーナツキング
ザ・ユナイテッド・ステイツ
vs. ビリー・ホリデイ
ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師？
（ 3/5 今週も映画三昧？ ）
オーストリアからオーストラリア
ふたりの自転車大冒険
（ 3/9 Austria 2 Australia ）
ドリームプラン
（ 2/26 今日の映画 ）
国境の夜想曲
THE RESCUE 奇跡を起こした者たち
アンネ・フランクと旅する日記
（ 3/15 曲がり屋には向かえ？ ）
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皆、実際に存在した、存在している人物の
話です。私はこの映画の主人公となった人
たちの背景にある歴史的環境、社会的環境
というものに強く関心を持ちます。
主人公を主人公たらしめる背景がそこには
あるからです。
例えば、ドーナツキングの主人公はカンボ
ジアでクメール・ルージュと対峙する軍人
であった、とか。
ドリームプランの主人公、ウィリアムズ姉
妹の父親が少年期をＫＫＫが跋扈するルイ
ジアナで育ったとか。
ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・
ホリデイではビリー・ホリデイが歌う『奇
妙な果実』が黒人差別の悲惨さを訴えるが
故にＦＢＩに目をつけられる。
今週観る映画、ベルファストは1960年代末
から激しさを増していくプロテスタントと
カトリックが反目する、いわゆる「北アイ
ルランド紛争」が背景にあります。
もともとの対立の根は16世紀の宗教改革に
よる分断が基になっています。
アンネ・フランクと旅する日記、は言わず
と知れたアンネの日記、ナチスドイツのユ
ダヤ人迫害を象徴しています。
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今の私は映画を単に娯楽としてだけのもの
に留まらず、社会や世界、歴史の有り様を
学び直すものとして観ています。
ある人によってはある作品がその人の人生
にもの凄く大きな衝撃と感動を与えるかも
しれません。
人が何かと出逢うということは大きな意味
を持ちます。それまでの人生を１８０度変
えてしまうこともあるでしょう。
もし、このブログの中で私が観た映画とし
て紹介した作品に興味が湧いて、ご自分で
も足を運んで、映画作品に何らかの刺激を
強く受けたという方がいらしたとしたら私
もこのブログで紹介した意味があったと思
えます。
最後に昨年一般公開されたドキュメンタリ
ーで私が尊敬する人物、中村哲氏の作品
荒野に希望の灯をともす
~医師・中村哲 現地活動３５年の軌跡~
DVD「荒野に希望の灯をともす～ 医師・中村哲 現地活動35年の軌跡～」2021年3月発売
それでは、おやすみなさい。
m(__)m