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鞘の推移

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investing.comのデータ、４本値、終値から

算定しました。

            ドル円／ユーロ円   価格差

           （ 鞘／ドル円 ー ユーロ円 ）

             ユーロドル      鞘（ 価格差 ）

9/15    ０.９９９９        ０.０２

9/16    １.００１５    ー０.２２

9/16    １.００２２    ー０.３０

9/17    ０.９９７０        ０.４４

9/21    ０.９８３７        ２.４１

9/22    ０.９８３６        ２.３９  ＊為替介入

9/23    ０.９６９０        ４.４４

9/26    ０.９６０６        ５.７１

9/27    ０.９５９２        ５.９１ ＊ユーロ安値

9/28    ０.９７３４        ３.８３

9/29    ０.９８１４        ２.６７

9/30    ０.９７９９        ２.９１

ここ１０日ほどの鞘の推移ですが、総じて

ドル高が進んで行く過程で鞘（価格差）は

拡大しています。

介入前後の鞘の推移を見てみると、鞘は介

入前日と介入後では差違はさほどありませ

ん。

むしろ、介入後のユーロドル下落に伴うユ

ーロ円の下落と介入後のドル円の戻りによ

って鞘が拡大しているというのが見てとれ

ます。

もし仮に今後ドル円が１４７円代を付けに

いくことがあるとして、その時にはユーロ

ドルも最安値を付けに行っているかもしれ

ないし、ユーロドルが最安値を付けに行っ

ていなくとも、ドル円だけが高値を追って

行く円独歩安の展開もあり得ます。

目先は、ユーロドルの戻しで鞘が縮小して

、今後は再度拡大に向かって行くのでしょ

う。

どちらにせよ、ユーロドルがパリティ以下

で推移している間はドル円が高く推移して

ユーロドルの上げ下げ、又はドル円の上げ

下げが鞘に反映されます。

上の鞘の時系列から見る限りは介入の影響

というものはさほど鞘には大きく影響して

いない様に思われます。むしろユーロドル

の値動きからユーロ円の値動きによる鞘へ

の影響が大きいと言えるだろうと考えます。

そう考えると、鞘取り自体は為替介入の様

な不測の事態にあまり影響されずに、単純

にユーロドルの値動きをドル円とユーロ円

での鞘取りで行っていると言えるのかもし

れません。

むしろ、介入がいつあるかもしれないと及

び腰になる様な局面でも落ち着いてドル円

の上昇、あるいはユーロ円とドル円の鞘の

拡大を狙うことが出来る取引なのかもしれ

ません。

それと、もう一つ。

普段ずっとモニターに張り付いていること

が出来ない人でも、勿論チャートを見て確

認する必要は当然ありますが、一日の終値

での鞘の増減を目安にして取引することも

可能だろうと思えます。

仕事で忙しいという方でも相場の変動に合

わせて最小の立て玉でも利益を狙うことが

出来るとも言えます。

昨日、映画を観た後でつらつら考えていま

したが、介入にも左右されず、細かなスト

ップ設定の損切りにとらわれずに値幅もい

くらか狙うことも出来るのではないかなと

思えます。

勿論、鞘取りにも注意すべきところは多々

あるだろうと思えますが、メリットは間違

いなくあるのでしょう。だからこそ、ヘッ

ジファンドなどのプロも鞘取りを利用して

いるのでしょう。

今後の研究課題として、明確なトレンドの

ある局面では十分に利用価値のある取引手

法なのではないのかなと考えます。

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今日のおまけ

〈 名曲を極めるのコーナー 〉

「 枯葉 」   第２弾

ユーチューブは最高ですねぇ。。

「 枯葉 」だけでこんなに楽しめるなんて

思いもよりませんでした。(^_^)

調子に乗ってまだまだ行きますよ～。。(笑

男は可愛い女の子には弱いですなぁ。

シアトル出身のシンガーソングライター

ピアニスト

ミカエラ・カーン

オータムリーブス

Autumn Leaves - Mikaela Kahn