AUD/USD、NZD/USD
先日の気になった記事の中にあった
「リーマン・ショック前」原油高との類似
かい離が拡大する豪ドルと原油価格
では、今後行き過ぎた乖離が解消される
可能性に言及されていました。
“ 今後「上がり過ぎ」修正が本格化した時、
これまでから一転して原油相場の下落が加
速に向かうリスクにも要注意なのではない
か。”
と。
記事の中では90日移動平均との乖離が40
%前後とされていましたから、もうそろそろ
そういった兆候、変化が起きたとしても不思
議ではないでしょう。
私の使っているチャートをスマホのスクリー
ンショットから下に貼付しました。
日足
左側の上がAUD/USD
左側の下がNZD/USD
移動平均の下から
緑/リードライン( 先行位相 )
青/ベースライン( 中心位相 )
紫/シーリングライン( 中期位相 )
ただの普通のチャートに見えるでしょうが
なかなかどうして奥が深いです。これを
2時間、10分、5分、1分と分解して
いくとフラクタル( 自己相似 )になって
います。
本当にトレンドが変わって行く場合はさら
に価格が上昇して、先行位相と真ん中の中
心位相も中期の位相を突き抜けて上げてい
くことになります。
クロス円はドル円の影響で1.15倍嵩上げ
されていますから、今はちょっと脇に置い
て。
仮に、AUD/USD、NZD/USDが
本格的に上昇するためには、単にリードが
上抜くだけではなく、ベースも上抜く必要
があります。しかし、そのためには相当な
買い圧力が働かないことには、このベース
を持ち上げるのは容易ではないと思えます。
一方でクロス円の右下のNZD/JPY の
チャートを見ると、リードはベースを上抜
けそうに見えますが、一方でベースはボト
ムを割り込んでいます。
これは今後中心の位相がさらに下降する可
能性があることも示しています。クロス円
に関してはドル円次第とも言えますが、も
し仮に、先程の原油相場とAUD/USD
との乖離が大き過ぎて、今後乖離が解消に
向かうとしたら、AUD/USD、NZD
/USD の相場、チャートは大勢上昇転換
には至らず、ドルストレートもクロス円も
大きく反落し、再度ベースラインを割って
くる可能性がかなりあると見込んでいます。
価格はどんな状況であれ、いずれはベース
ラインを挟んで揺らぎを繰り返していくと
いうのが私なりのロジックですから、今は
ウクライナという特殊な状況での価格上昇
の延長、エクステンションが発生している
と捉えるのが妥当だと思えます。
上記の記事の内容を待たずとも、いくらか
長く相場を見ていれば、いずれは買われ過
ぎは解消されると見るのは自然なことのよ
うに思えます。
今はオージーとキウイのストレートに特化
してしまったので引かされてしまっていま
すが、今暫くの辛抱でなんとかなるのでは
と思っています。
整理がつけば、今後は短期スタンスでの取
引に切り替えるつもりでいます。
それでは
今日も一日が良い一日でありますように。
おまけ
🚖本日終日勤務中