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3月2日
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～ 価格の構造的循環 ～
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コロナ禍が始まって二年目、為替のトレー
ドを再開しようかとスマホにチャートアプ
リを入れてドル円を見ていました。
コロナで我々の業界は最悪期でしたから
若い後輩に転職を考えたほうがいいとアド
バイスしました。その彼は株のたしなみが
あったので、いくらかお金があるのだった
ら米ドル預金をしたほうがいいともアドバ
イスしました。
ちょうど１ドルがまだ１０５円か１０６円
ぐらいだった頃です。
私自身はまだＦＸ は再開していませんでし
たが、チャートを見てこれはどう考えても
買うべきところだろうと件の彼にドル預金
を勧めた訳です。
勿論、彼がその後どうしたかは分かりませ
ん。しかし、素人でしかない私のアドバイ
スだとしても、それが核心を突いたもので
あったとしたら今頃彼は私に感謝している
かもしれません。
さて、週末はドルは買い戻されていました
が引けにかけては値を消しています。
ドルストレートでもＰＣＥデフレーターの
ドル買いの後はドル売りに転じました。
かねてから２時間スイングアウトについて
書いています。
ドルストレートにあってはユーロドルなど
は明確に２時間スイングオンを達成したこ
とで底打ちしたものと考えられます。
週末のＰＣＥデフレーターでのドル買いで
２時間スイングライン割れにもなってはい
ますが、２時間ベースラインには皆スイン
グラインより上に維持されているので週末
の引けにかけては皆ドル売りに転じていま
す。
ユーロドルにあっても４時間スイングオン
となっていましたから、反発の可能性は高
いと考えてドルストレートに買いを入れて
います。
週末、ドル円、クロス円にあってはユーロ
円、ポンド円を除き皆２時間スイングオフ
で終わっています。
ドル円は若干リードが戻していますが価格
は僅かに２時間スイングラインを割って終
了しています。
２時間スイングラインというものは日足に
直すとリードラインと同じものと解釈出来
ます。
日足をずっと遡って見て来ると、価格が買
われている場合は必ず、１００％リードラ
インより上に価格が来ている時です。
いかなる通貨ペアであってもそれは普遍的
に変わりません。
勿論、リードラインに価格が乗せる為には
数理的にもそれに応じた変化を伴っていま
す。それは正に構造的変化、構造的循環と
呼べるものです。
日足に於けるリードラインの値は整数です
が一般的には使われてはいません。
以前から私はこの２時間スイングラインが
短～中期的な転換点であるということをブ
ログの中で書いています。
ちょうど折しも日銀の幹部の発言からマイ
ナス金利解除への思惑で２時間スイングラ
イン割れが起きました。
勿論、２時間スイングアウトが完全なもの
となる為にはベースラインもスイングライ
ン割れとなって反転する必要があります。
しかしながら、もうマイナス金利解除が３
月か４月にも行われるというところまで来
ている今、相場の反転がいつ起きてもおか
しくはないということも衆目の一致すると
ころでしょう。
相場がどこでピークを打ったか、反転に転
じたのかはたいていしばらく後になってか
らでなければ分かりません。
ですが、価格の構造、チャートの構造とい
うものが理解出来ていればリアルタイムで
それを捉えることが出来ます。
過去の価格の動向、チャート上での構造と
いう観点で考えればおそらく間違いなく
この２時間スイングラインが分岐点となる
のは間違いのないものと考えます。
２時間足でのリードラインは１０分足での
スイングラインに相当します。
チャート的には２時間足でのリードがスイ
ングラインを抜け切れたかどうかで判断し
ます。
トレードする上ではリードラインとスイン
グラインとの関係を見るだけで判断出来ま
す。いかなる通貨ペアにあってもそれは変
わりません、
日々の価格の変化というものは、この２時
間足でのリードの変化を追って行くだけで
も捉えることが出来ます。
このリードラインのスイングラインを挟ん
だ循環が価格変動のすべてだと言ってもい
いくらいです。
とりあえず、今日はこの辺で。
おやすみなさい。
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今日のおまけ
≪ 今日のアトランダム ≫
セリーヌ・ディオン
美女と野獣 挿入歌
時は永遠に
How Does a Moment Last Forever
Céline Dion - How Does A Moment Last Forever
(from Beauty and the Beast) (Official Video)
🚖明日は終日勤務です。
明日のブログはお休みします。
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